カウンセリング・オフィス はぴあ
新垣真治
新垣真治
一般社団法人 フラクタル心理学協会  
認定ステーション はぴあ代表

フラクタル心理学マスターコース講師
エニアグラム研究家

こんにちは!私は新垣真治(しんがきしんじ)と申します。フラクタル心理学とエニアグラムに魅せられた心理学研究者(エニアグラムタイプ5)で、フラクタル心理学協会の一員として、心の成長をサポートするお手伝いができればと考えています。

専門大学では心理学を専攻し、社会人になってから、フラクタル心理学とエニアグラムに出会いました。それ以来、これらの分野の研究と実践に情熱を注いでいます。私自身の経験を通じて、フラクタル心理学とエニアグラムが自己理解や人間関係の向上、問題解決能力の強化に役立つことを実感しています。

エニアグラムでは、人の性格には変えられない部分(種)と変えられる部分があり、それぞれの人が持つ独自の輝きを大切にすることが重要だと考えます。
例えば、ひまわりはひまわりらしく、バラはバラらしく輝くことで自分を活かすことができます。また、フラクタル心理学では、大人になっても心の中に子どもの部分があり、その子どもの部分が大人の私たちの現実にブレーキをかけているから現実が思い通りにならないと感じることを理解してほしい。思い通りにするための解決策は、子どもの心を成長させることで理想の未来を作り出すことができると信じています。

このブログでは、フラクタル心理学とエニアグラムの基本概念やメリット、日常生活での実践方法などをシンプルな言葉とビジュアル要素で紹介していきます。また、心の成長に関する話題も取り上げていきます。

趣味は読書、仕事、写真撮影です。自然界の美しいフラクタルパターンを見つけるのが大好きで、写真を通じてその魅力を共有したいと思っています。

フラクタル心理学、エニアグラム、そして心の成長に関心を持っていただけることを願っています。どうぞよろしくお願いいたします。

(一社)フラクタル心理学協会 認定ステーション カウンセリング・オフィスはぴあ
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2017年02月28日

子どもはこうしてダメになる(親と子の確執)

こんにちは。

はぴあの新垣真治です。



最近は、金正男(キムジョンナム)の話題がよくメディアに登場しているようですね。

まるでタイムスリップしたような感じです。



さて今日は、最近見た李氏朝鮮を舞台にした

歴史劇「王の運命ー歴史を変えた八日間ー」

についてエニアグラムを切り口として話をしたいと思います。

ストーリーのネタバレをしますので、映画に興味がある人は読まないでくださいね。



この話は朝鮮代21代国王・英祖とその息子世子との確執が描かれています。

英祖は世子に学問と礼法に秀でた後継者になってもらおうと育てようとするが、

しかし、世子は英祖の思いとは裏腹に奔放な青年に育っていく。

そしてそのすれ違は2人の関係を修復不可能なところまで悪化させていく。

最終的には王英祖は22代王となる息子世子を死に追いやるのです。



これから語る分析は、映画の中に見る英祖と世子から導き出されているものなので、

あくまで私見になりますので、そのことをご了承ください。



まず国王である英祖ですが、息子に幼き頃から

学問と礼法を重んじる子に育てようとしたところから、

彼はタイプ1なのではないかと思われます。

タイプ1は理想が高く完全を求める人です。



タイプ1を輝かせるのは知恵なので、学問を重視したのでしょう。

また、自分が理想から外れることを嫌い、

そうならないように理想に向かって進むのです。



長所としては、現実を理想に近づくためしに感を持って

勤勉に努力するという点です。

短所としては、現実と理想のギャップに対して、

イライラを募らせたり、自分や他人が理想の姿から外れた時に

厳しく非難するなどが挙げられます。



片や息子の世子は、個性を求めるタイプ4なのだろうと思われます。

タイプ4は自分の中に「美」という輝きを待ってます。

世子は絵を書くことが好きで、自分の書いた絵を

扇子にして息子のサンに送ります。



タイプ4の恐れは「自分らしさや、個人的な存在意義がないこと」

でその恐れはストレスとなり自分の中に妬みが出てくるのです。

タイプ4は生まれ持った価値観として

「自分の気持ちに正直であれば大丈夫」

と言うものがあります。



劇中の世子もそのような描かれ方をしているように私は感じました。

長所としては、自分や他人の個性を心から尊重すること

、物事を繊細に感じることなのです。

短所としては、否定的な感情に振り回されやすいこと、

自分と違う人たちを見下しながら、彼らの持っているものを強く

うらやむことなどが挙げられます。



それでは、親子の関係性を見ていきましょう。

本来ならば子が個性を求めるタイプ4で、

親が完全を求めるタイプ1は良い相性になります。

しかしそれには前提があります。



タイプ1の親が感性で生きているタイプ1の子を十分理解し、

その上でタイプ1の親が子供に計画を与えていく。

そのような育て方でが必要なんです。



ただ、劇中の英祖は王としての役割的な性格が本来の気質にプラスされ、

奔放な息子に非常に厳しい父となっていったのでしょう。

本来は良い相性なのにとても残念なことです。



このように親子だけでなく、他人との関係性も見い出し、

それをどのように使っていけばお互いにとって良い成長が

できるのか分かるのがエニアグラムの特徴です。



興味のある方はこちらをクリック



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Posted by 新垣真治 at 11:45│Comments(0)心理
 
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