レッスン6 「過去の感情に向き合いつつ、ちょっぴり笑顔も」

新垣真治

2023年05月15日 06:00




こんにちは!
フラクタル心理カウンセラーの
新垣真治です。


今回のトピックは、「セルフヒーリングの効果」です。

以前、自分自身を癒すプロセスについて説明しましたが、それは過去の自分と向き合い、当時の感情を理解することでした。


我々は過去の辛い経験をできるだけ忘れたいと願いますが、実は心の奥底では過去の自分が「ねえ、こっち見て!」と言っているのです。


潜在意識は過去の自分と言われますが、すでに過去の記憶が失われているため、潜在意識はちょっと扱いづらい子どものようです。


そのため、思い出を意識的に呼び起こすことで、潜在意識がよりアクセスしやすくなります。


過去の自分の感情を理解する前に、理解していない場合に何が起こるのか考えてみましょう。


潜在意識の一部が過去の不快な出来事に囚われていると、実際にはやる気が思ったほど湧かないのです。


小さなエンジンの車に例えると、心がもっと速く進みたいと思っていても、急な坂道でアクセルを踏んでも「う~ん、ちょっと待って~」という感じなのです。

これは、過去の自分が現在の自分を後ろ向きに引っ張っているためです。現在の自分とは異なる方向に進んでいるのです。


その結果、現実では、仕事で努力しても成果が出ず、人間関係でも同じ問題が繰り返し起こることがあります。


しかし、過去の自分の考え方が変わればどうでしょうか。


現在の大人の自分が理解してくれると、過去の自分が感じたなら、その子どもの自分はあなたと同じ方向を見つめ始めます。


そうすると、よりスムーズに行動でき、積極的になります。性格が大幅に変わる可能性もあります。まるで魔法のようですね!


過去の自分と対話する方法は、以前の動画で解説しました。簡単に復習しましょう。ポイントを覚えていますか。


過去の自分と対話する際には、何歳の経験であれ、6歳の自分をイメージします。このため、過去の自分をインナーチャイルドと呼びます。

そして、このちょっぴりやんちゃなインナーチャイルドとの対話を楽しみながら、自己ヒーリングのプロセスを進めていくのです。


過去の感情に向き合い、笑顔も忘れずに、今日も一歩前進しましょう!

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