まずは個人そしておきなわの自立へと繋ぐ!
2023年05月03日
⑨子どもに与える傷!過剰に妥協的な親がダメにしやすい子ども
こんにちは。
フラクタル心理カウンセラーの
新垣真治です。
タイプ9(調停者)の親がストレス状態
にある時、気をつけないといけない
子どものタイプは、タイプ3(達成者)
の子どもとの関係です。
タイプ3の子供は、自分自身を評価
されることが重要であり、成功や成果
を追求する傾向があります。
一方、ストレスを感じたエニアグラム
タイプ9の親は、自己主張や
意見表明が苦手で、子どものニーズ
や気持ちに対応することが
難しくなる可能性があります。
以下は、タイプ9(調停者)の親と
タイプ3(達成者)の子どもとの
良くない会話の例です。
親:「もっと努力が必要だよ。
そうしないと、成功は
難しいだろうね。」
子供:「でも、私は自分のペースで
やりたいことをやっているよ。」
親:「でも、それでは成功できないよ。
もっと努力しないとね。」
子供:「でも、私は自分自身の
やりたいことに向かって
頑張っているんだ。」
このような場合、エニアグラム
タイプ9の親は、他人との調和を
保ち、自己主張を抑制する
傾向があります。
そのため、子どものニーズや気持ち
にうまく対応できず、タイプ3の
子供の自己評価や自己肯定感を
傷つける可能性があります。
一方、タイプ3の子供は、成功や成果
を追求する傾向があり、自己評価が
高いことが重要です。
親が子供の努力や成果を認め、
子供の目標達成を応援することが
重要です。
親が自己主張や意見表明を
することで、子供が自分自身を
表現することができ、自己評価
や自己肯定感を高めることが
できます。
以下は、タイプ9の親とタイプ3の
子どもとの良い会話の例です。
親:「最近、どんなことに
挑戦しているの?」
子供:「最近、クラスのプロジェクトで
チームリーダーをしているよ。」
親:「それは素晴らしいね。
どんなアイデアを出しているの?」
子供:「新しい製品の開発を考えて
いるんだ。でも、まだアイデアが
まとまっていなくて、
ちょっと苦労しているよ。」
親:「でも、頑張ってるんだね。
君はとてもクリエイティブで、
素晴らしいアイデアを
出すことができるよ。」
子供:「ありがとう。でも、
まだまとまらなくて...。」
親:「大丈夫。時間をかけて考えて
いくといいよ。君なら、きっと素晴
らしいアイデアを出すことが
できるよ。でも、何か助けが必要
なら、いつでも私に言ってね。」
このように、エニアグラムタイプ9の
親は、子供の話を聞き、共感し、
理解することが重要です。
また、タイプ3の子供は、自己評価が
高く、成果を追求する傾向が
あるため、親が子供の目標達成を
応援し、子供の自己肯定感を
高めることが重要です。
親が子供の話し相手になり、子供が
自分自身のやりたいことに向かって
頑張ることを応援することで、
子供は自己肯定感を高め、
自己評価を高く保つことができます。
Posted by 新垣真治 at 06:00│Comments(0)
│エニアグラム